Excelで日付を自動入力:簡単なガイド

2025年03月14日著者:Denis

スプレッドシートでデータを効率的に管理するには、テーブルの構造を適切に変更することが重要です。スケジュール管理、データ分析、プロジェクト管理など、日付情報の取り扱いが必要なタスクでは、手動で日付を入力するのは時間がかかり、エラーも発生しやすくなります。本記事では、ONLYOFFICEスプレッドシートエディターを例に、日付を自動入力するさまざまな方法をご紹介します。

Excelシートの日付自動入力:簡単ガイド

自動入力機能を使うメリット

日付の自動入力は、日付データを扱うプロフェッショナルにとって必須の機能です。1つ1つ手動で入力する代わりに、数秒で体系的な日付のシーケンスを生成できるため、精度が向上し、フォーマットの一貫性が保たれ、貴重な時間を節約できます。

たとえば、プロジェクトのタイムライン、出席表、または財務記録の作成時に、自動入力機能を使って列に日付を素早く埋め込むことができます。これにより、ヒューマンエラーが減少し、データの分析、計算式の適用、傾向の視覚化が容易になります。日々、週単位、またはカスタムの間隔で日付を設定する必要がある場合でも、自動入力機能は柔軟かつ信頼性の高い方法を提供します。

Excelで日付を自動入力する方法

最も基本的な自動入力の使い方は、連続した日付のシーケンスを生成することです。これは、各行が特定の日付を表すタイムライン、スケジュール、データログなどを作成する際に便利です。

以下に、ONLYOFFICEスプレッドシートエディターを使用して連続した日付を自動入力する方法をご紹介します。

  1. エディターを開いて新しいスプレッドシートを作成します。
  2. 日付シーケンスの開始となる最初のセルに、初期日付を入力します。
  3. そのセルをクリックし、セルの右下隅にカーソルを合わせると、小さな黒い十字に変わります。
  4. その状態でクリック&ドラッグして、下方向(または右方向)にドラッグすると、隣接するセルに連続した日付が自動で入力されます。

Excelシートの日付自動入力:簡単ガイド

デフォルトでは、ONLYOFFICE Spreadsheet Editor は日付を1日ずつ増加させます。たとえば、セル A1 に「01/02/1993」と入力し、フィルハンドルを下にドラッグすると、次のセルは以下のように自動入力されます:

  • A2 → 02/02/1993
  • A3 → 03/02/1993
  • A4 → 04/02/1993

以下同様に続きます。

週単位の日付範囲で自動入力する方法

場合によっては、日ごとではなく週ごとに日付を埋めたいこともあるでしょう。これは、会議、レポート、プロジェクトの締め切りなど、週単位で発生するタスクのスケジュール管理に便利です。

  1. シーケンスの開始セルに最初の日付を入力します。
  2. 次のセルに、正確に7日後の日付を入力します。
  3. 両方のセルを選択して、パターンを確立します。

Excelシートの日付自動入力:週単位のガイド

  1. その状態で下方向または横方向にドラッグして、週単位の日付シーケンスを拡張します。

例:A1 に「01/01/2025」、A2 に「08/01/2025」と入力し、両方のセルを選択して下方向にドラッグすると、以下のように入力されます:

  • A3 → 15/01/2025
  • A4 → 22/01/2025
  • A5 → 29/01/2025

Excelシートの日付自動入力:週単位のガイド

Excel の数式を使って週単位に入力する

  1. A1 に開始日付を入力します。
  2. A2 に「=A1+7」という数式を入力します。
  3. Enter キーを押して、フィルハンドルを下にドラッグすることでシーケンスを続けます。

Excelシートの日付自動入力:数式を使った方法

この方法を使うと、開始日付を変更した場合でも、全体のシーケンスが自動的に更新されるので、非常に便利です。

Fill Series 機能を使って週単位で入力する

  1. 開始日付が入力されているセルを選択し、カーソルをドラッグして日付を入力する範囲を定義します。
  2. 「Fill」メニューに移動し、「シリーズ」を選択します。
  3. シーケンスのステップ値や終了条件をカスタマイズします。
  4. 「OK」をクリックして日付を挿入します。

Excelシートの日付自動入力:Fill Series 機能

別シート間で日付を参照する方法

複数のシートで作業している場合、あるシートの日付を別のシートで参照する必要があるかもしれません。これは、データの統合、一貫性の維持、またはワークフローの自動化に役立ちます。

  1. 参照元シートの、参照したい日付が入力されているセルを確認します。
  2. 日付を表示させたいシートに移動します。
  3. 目的のセルに、参照元のセルを指定する数式を入力します。例えば、参照元シートが「Sheet1」でセル A1 に日付が入力されている場合、目的のシートで「=Sheet1!A1」と入力します。

この数式により、Sheet1 の日付が自動的に反映され、元の日付が変更された場合は、参照先も自動で更新されます。

まとめ

ONLYOFFICE の自動入力機能をマスターすることで、プロジェクトのスケジュール管理、財務報告、出席表など、さまざまな用途においてワークフローが大幅に改善されます。右クリックメニュー、ショートカット、または Fill Series 機能を利用して、日付の入力作業を効率化し、時間を節約しましょう。これらの手法を試して、スプレッドシートでの日付管理をよりスムーズに行ってください!

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