【導入事例】チューリッヒ大学によるOLATへのONLYOFFICE Docs統合

この記事では、チューリッヒ大学が独自の学習プラットフォーム「OLAT」にONLYOFFICE Docsを統合し、学生や講師がOLAT上で文書の作成・編集を共同で行えるようにした方法をご紹介します。

チューリッヒ大学について

チューリッヒ大学は27,000人以上の学生を擁する、スイス最大の大学です。1833年に設立され、ヨーロッパで最初に民主的な政治システムによって設立された大学でもあります。7つの学部と約100の専門分野を持ち、学士、修士、博士プログラムが豊富に用意されています。また、「League of European Research Universities」（LERU）、「Universitas 21」（U21）および「una europa」のメンバーとして、チューリッヒ大学はヨーロッパでも最も権威ある研究機関のひとつに数えられています。多様性に富む大学として、世界最高の研究者や有望な学生を国内外から引き寄せています。

学習プラットフォームOLAT + ONLYOFFICE

チューリッヒ大学の戦略的な学習プラットフォームであるOLATでの共同作業を実現するため、オフィス文書の編集に適した信頼性の高いソリューションを求めていました。ONLYOFFICE Docsはオープンソースに基づいており、Office Open XML形式との互換性があるため、最適な解決策として採用されました。

ONLYOFFICEは内部サーバー上で運用されるため、OLATがデータ保護規則に準拠しやすくなっています。

どのように動作するのか？

ONLYOFFICEは、OLATのフォルダやタスクコースの要素内で使用され、文書を直接作成・編集できます。このシームレスな統合により、使いやすさが向上し、さまざまなイベントや講義中の文書の共同編集が可能となっています。

Karin Niffeler（チューリッヒ大学 生物学／バイオメディシン部門Eラーニング調整担当）:

講義を担当する者として、ONLYOFFICEは学生間の共同テキスト編集ツールとしてだけでなく、同僚と一緒にスクリプトの準備や確認を行うための優れたツールとしても非常に重宝しています。保護されたOLATオンライン環境内での優れた権限管理のおかげです。