オフィススイート向けのトップAIツール:ONLYOFFICEのAI機能を体験しよう
人工知能(AI)は私たちの仕事の進め方に革命をもたらし、反復作業の自動化、生産性の向上、貴重なインサイトの提供など、多くのメリットをもたらしています。ドキュメントエディターに直接AIを統合することで、コンテンツ生成や翻訳、要約がよりスムーズに行え、ワークフローの効率化が実現します。ここでは、ONLYOFFICEに新たに搭載されたトップAIツールをご紹介し、編集体験がどのように変わるのかを見ていきましょう。
ONLYOFFICEでは最近、AI機能が大幅に強化されました。ユーザーはOpenAI、Together AI、Mistral、さらにローカルソリューションなど、どのAIアシスタントも自由に接続できるようになり、これまで以上にスマートに作業できるようになります。新しい可能性を見てみましょう。
1. OpenAI
OpenAIは、ChatGPTをはじめとするGPT(Generative Pre-trained Transformer)モデルを開発するリーディング企業です。これらのモデルは人間のようにテキストを理解・生成できるよう設計されており、コンテンツ作成や会話ベースの質問応答など、幅広い用途に活用できます。
2. Together AI
Together AIは、チームコラボレーションを促進し、共同作業におけるスムーズなワークフローを重視しています。複数人で進めるプロジェクトでのコンテンツ処理や整理が得意で、チームワークが求められる環境に最適です。
3. Mistral
Mistralは、大規模なテキストを処理・構造化することを専門とするオープンウェイトのAIモデルです。高い精度が特徴で、大量のデータや技術文書を扱う業種で特に役立ちます。
4. GPT4All(デスクトップエディター専用)
GPT4Allは、プライバシーを重視し、オフラインで動作するオープンソースのAIモデルです。他のAIツールがインターネット接続を必要とするのに対し、GPT4Allは端末上で完全に動作します。機密情報を扱うユーザーにとって理想的です。
5. Zhipu Copilot(ボーナス)
Zhipu Copilotは、ONLYOFFICE用の別のAIプラグインで、エディターにさらなる柔軟性と機能をもたらします。ユーザーの要望に合わせた高度なAI機能を提供し、特に技術的・専門的な環境に適したカスタマイズされたソリューションを提供します。
こちらの記事で、ONLYOFFICEにおけるZhipuプラグインの機能を詳しくご覧いただけます。
ONLYOFFICEでAIモデルを使う方法
ここでは、OpenAIを中心に、AIをさまざまな用途に使う実践例をご紹介します。
クリエイティブライティング
文書の魅力的な導入部分が必要なケースを考えてみましょう。
ONLYOFFICEのエディターを開き、上部のAIタブに移動します。Ask AIをクリックし、入力欄に以下のようなリクエストを入力します:
「オフィス業務におけるAIの活用について紹介するドキュメントの導入文を書いてください。」
すると、AIが瞬時にパラグラフを生成します。たとえば:
生成された文章をドキュメントに挿入して、自分のニーズに合わせて微調整・拡張しましょう。
レポートの要約
長いレポートを扱うときは、AIに要点を要約してもらうと便利です。
要約したいテキストが含まれるドキュメントを開き、テキストを選択します。AIタブのSummarizeをクリック。
表示されるウィンドウで要約の対象言語を選択し、Summarizeをクリックすると、AIが要約を生成します。
生成結果は画面右側に表示され、内容を確認・編集できます。その後、Insert resultドロップダウンで以下のオプションを選び、Insertをクリックします:
- 変更履歴として挿入
- コメントとして挿入
- 元のテキストと置き換え
- 文書の末尾に挿入
翻訳
英語のドキュメントをフランス語に翻訳する必要がある場合を想定しましょう。
AIタブでTranslateをクリックし、フランス語を選択します。あるいはコンテキストメニューから操作することもできます。翻訳対象のテキストを選択し、右クリックして、AI → Translate → Translate to Frenchを選びます。選択したテキストは翻訳結果に置き換えられます。
さらに、コンテキストメニューには以下のようなオプションもあり、テキストの編集をより簡単にしてくれます:
- スペル&文法の修正
- 別の表現に書き換え
- 文章を長くする
- 文章を短くする
- 文章をより簡易化する
- テキスト・単語の解析
こちらのガイドで詳細をご確認ください。
スライド内容の生成
プレゼンテーションエディターでは、スライドの構成やテキストをAIで生成することができます。
プレゼンテーションを開き、AIタブに切り替えます。Ask AIをクリックしてチャットボットを開き、次のように入力します:
「オフィススイートにおけるAIツールに関するプレゼンのアウトラインを作成してください。」
すると、AIがスライド作成の参考になる例をすぐに生成してくれます。
数式の作成
あるデータセットの月ごとの平均売上を計算する数式が必要な場合を考えてみましょう。
AIチャットボットに以下のように入力します:
「E2-E11のセル範囲に対して平均値を求める数式を生成してください。」
するとボットが数式を出力してくれるので、それをコピーして必要なセルに貼り付けるだけです。
自分に合ったAIを見つけよう
それぞれのAIモデルには得意分野があり、すべてのタスクを一つのモデルでまかなえるわけではありません。クリエイティブライティングに適したモデルもあれば、要約やデータ処理に優れたモデルもあります。ONLYOFFICE上でこれらのツールを試し、用途に合ったベストなツールを選びましょう。テキストの下書き、チームとの共同作業、オフラインでの作業など、ニーズに合わせてワークフローを効率化できます。
ONLYOFFICEでAIをさまざまなタスクにカスタマイズする方法
ONLYOFFICEでは、ユーザーが自分のワークフローに合わせてAIツールを自由にカスタマイズできます。エディターに新設されたAIタブからAI機能に簡単にアクセスでき、各モデルの特性に応じて適切なタスクを割り当てられます。
例えば:
- OpenAIをクリエイティブなコンテンツ作成や翻訳に利用
- Together AIをチームでのコラボタスクに割り当て
- Mistralを技術文書の処理や分析に活用
- GPT4Allをオフラインやセキュリティ面が重要なワークフローに利用
初期設定では、セキュリティ上の理由からAIはエディターに接続されていません。以下の手順を踏んで設定しましょう。
ステップ1. ONLYOFFICEでAIを有効化する
ONLYOFFICEエディターを起動します。
Pluginsタブへ進み、Plugin Managerのアイコンをクリックします。
AI pluginを見つけ、Installをクリックします。
インストールが完了したら、Plugin Managerを閉じます。同じPluginsタブにあるBackground Pluginsボタンをクリックし、AIの機能を有効にします。
エディターのツールバーに新しくAIタブが追加されているはずです。
ステップ2. AIをエディターに接続する
AIタブ内のSettingsをクリックして、設定ウィンドウを開きます。
Edit AI modelsを選択し、Addをクリック。
リストからAIプロバイダーを選ぶか、APIキーを入力して新しいAIモデルを追加できます。
アイコンの行で、そのモデルをどの用途に使うかを選択します(テキスト、画像、埋め込み、音声処理、コンテンツモデレーション、リアルタイムタスク、コーディング支援、ビジュアル解析)。
OKをクリックして設定を保存し、接続を完了します。
ステップ3. AIのパラメーターを設定する
AIタブから再度Settingsメニューを開きます。
AIモデルに具体的なタスク(Ask AI、要約、翻訳、テキスト分析など)を割り当てます。複数のモデルを接続している場合は、タスクごとに別のモデルを選ぶことも可能です。
エディターのAIタブから目的のオプションを選択して、AIの機能を使い始めましょう。
ONLYOFFICEエディターでAIアシスタントを体験しよう
DocSpaceやWindows/Linux/macOS向けデスクトップエディター上で、ONLYOFFICEのすべてのAI機能をぜひご自身でお試しください:
DOCSPACEアカウントを作成 デスクトップエディターを入手
無料ウェビナーに参加しよう
ONLYOFFICEでアップデートされたAIについて詳しく知りたいですか? 今すぐ無料ウェビナーに登録して、通知を受け取り、見逃さないようにしましょう!
ONLYOFFICEの無料アカウントを登録する
オンラインでドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、PDFファイルの閲覧、編集、共同作業