ONLYOFFICEマクロでコメントを追加し、セルの色を変更する方法

2023年08月30日著者:Denis

スプレッドシートタスクを自動化することで、多くの時間と労力を節約することができます。そしてONLYOFFICEのマクロは、条件に基づいてアクションを実行できるようにすることで、支援の手を差し伸べます。この記事では、コメントを追加し、その値に基づいてセルの色を変更するマクロの作成方法をご紹介します。

Add comments and change cell colors with ONLYOFFICE macro

マクロの構築

まず、現在アクティブなワークシートをターゲットにします:

var oWorksheet = Api.GetActiveSheet();

次に、ドキュメント上の選択範囲をターゲットにします:

var oRange = Api.GetSelection()

その後、ForEachループを作成し、選択された範囲の各セルを繰り返し処理し、選択されたセルから値を取得します:

oRange.ForEach(function (range) {
    var sValue = range.GetValue();
});

次に、これらの値が特定の基準と比較される。比較結果に応じて、AddComment() メソッドを使用してセルにコメントが追加されます。コメントを追加した後、SetFillColor() を使用して塗りつぶしの色を設定します:

  if (sValue > 10000000) {
       range.AddComment("The value is bigger than 10000000.");
       range.SetFillColor(Api.CreateColorFromRGB(255, 213, 191))
    } 
else {
           range.AddComment("The value is less than 10000000.");
       range.SetFillColor(Api.CreateColorFromRGB(204, 255, 255))
    }
});

ここでは、セルの値が特定の限界値を超えているかどうかをチェックします。もし超えていれば、コメントを追加し、セルの色を薄いオレンジ色(RGB: 255, 213, 191)に調整します。値が上限を下回る場合は、水色(RGB: 204, 255, 255)とともに別のコメントが追加されます。

マクロのコード全体は以下の通りです:

(function()
{
    var oWorksheet = Api.GetActiveSheet();
var oRange = Api.GetSelection()
oRange.ForEach(function (range) {
    var sValue = range.GetValue();
    if (sValue > 10000000) {
       range.AddComment("The value is bigger than 10000000.");
       range.SetFillColor(Api.CreateColorFromRGB(255, 213, 191))
    } else {
           range.AddComment("The value is less than 10000000.");
       range.SetFillColor(Api.CreateColorFromRGB(204, 255, 255))
    }
});
})();

では、マクロを実行し、その動きを見てみましょう!

このマクロは、あなたの表計算タスクを効率化するための貴重なツールです。ONLYOFFICEマクロを使用することで、生産性を向上させ、ワークフローの他の重要な側面に焦点を移すことができます。

ぜひONLYOFFICE APIの可能性を追求し、独自のマクロを作成してみてください。ご質問やアイデアがありましたら、お気軽にコメントやお問い合わせください。皆様からのご連絡をお待ちしております。今後のご活躍をお祈りいたします!

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