Nuxeo用ONLYOFFICEコネクタv2.1.0リリース：ドキュメント作成・変換、設定ページ、JWTヘッダー設定など

皆さん、朗報です！

NuxeoのONLYOFFICE公式コネクタがバージョン2.1.0にアップデートされ、新規ドキュメントの作成、ファイルのOOXMLフォーマットへの変換、別ページでのONLYOFFICE設定へのアクセス、JWTヘッダの設定などができるようになりました。詳しくはこの記事をご覧ください。

Nuxeoのインターフェイス内で新しいドキュメントを作成

Nuxeo用ONLYOFFICE統合アプリの旧バージョンでは、既存のファイルを開いて編集することのみが可能でした。バージョン2.1.0からは、Nuxeoインターフェイス内で新しいドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、記入可能なフォームを作成することができるようになりました。

新しいファイルを作成するには、Nuxeo インターフェイスの右下隅にある 「コンテンツの追加」ボタンをクリックします。新しいウィンドウで、「ONLYOFFICEで作成する」セクションに切り替え、希望のファイルの場所を選択し、ファイルの名前を入力し、その種類を選択します。その後、「作成」をクリックするだけです。

ファイルをOOXML形式に変換する

アップデートされた統合アプリでは、DOC、ODT、その他の非OOXMLフォーマットを、さらなる編集のためにOOXMLに手動で変換することが可能になりました。

変換するには、必要な非OOXMLファイルを見つけ、それを開き、「ONLYOFFICEで変換する」オプションを選択します。開いたウィンドウで、「変換」をクリックすると、OOXMLファイルがドキュメントライブラリに表示されます。あとは、ONLYOFFICEで開いて、好きなように編集してください。

1つの場所ですべてのONLYOFFICE設定にアクセス

Nuxeo用ONLYOFFICE統合アプリの前バージョンでは、ユーザーはnuxeo.confファイルを介してONLYOFFICE設定を調整することができました。今は、管理セクションの1つのページで簡単にアクセスすることができます。右側のパネルで「管理」をクリックし、「ONLYOFFICE設定」を選択するだけです。

JWTヘッダーと高度なサーバー設定を構成する

バージョン2.1.0では、ONLYOFFICEとNuxeoの統合をより正確に設定することができる新しいオプションがいくつか用意されています。まず、JWTヘッダーと秘密鍵を設定できるようになりました。標準のパラメータを使用するか、「ONLYOFFICE設定」セクションの対応するフィールドに独自のパラメータを挿入することができます。

もう一つの新しいオプションは、高度なサーバー設定を構成する機能です。Nuxeoサーバからの内部リクエストのためのONLYOFFICE Docsアドレスと、ONLYOFFICE Docsからの内部リクエストのためのサーバアドレスを設定できるようになりました。これらの設定は任意です。内部リクエストを使用する必要がない場合は、フィールドを空白にしておくことができます。

ONLYOFFICEコネクタの設定を確認する

アップデートされたコネクタには、ONLYOFFICE Document ServerとNuxeoサーバー間のアクセスを即座に確認する新機能が搭載されています。

これで、統合アプリを正しく構成したかどうかを確認することができます。そのためには、ONLYOFFICE設定セクションにすべてのパラメータを入力し、「保存」をクリックします。何か問題が発生すると、ONLYOFFICEに到達できないというエラーメッセージが表示されます。

その他の改善点

• 「ファイルの場所を開く」ボタンを追加；
• ブラウザのタブにONLYOFFICEのファビコンを表示；
• SAMLとの互換性の問題を修正。

Nuxeo用コネクタの最新版を入手する

Nuxeo用ONLYOFFICEコネクタの最新バージョンは、すでにGitHubで入手可能です。その後、Nuxeo Marketplaceでも利用可能になる予定です。

コネクタのダウンロード

ONLYOFFICE Docsを使用してNuxeoでドキュメントを操作する方法をビデオでご覧ください：