ONLYOFFICE Docs v7.1:ARMの互換性、PDF/XPS/DjVuビューアのアップグレード、PDFからDOCXへの変換、シートの印刷プレビューなど
みなさん、こんにちは。
今回は素晴らしい報告です!
ONLYOFFICEオープンソーススイートの最新バージョンは、新しいチャートでデータをより良く視覚化し、SmartArtオブジェクトを開き、より快適に図形を操作し、PDF、XPS、DjVuファイルを簡単に表示できるなど、たくさんの便利な機能を備えて、すでに提供されています。魅力的なアップグレードでしょう?では、ご紹介いたします。
ARMベースのデバイスでONLYOFFICE Docsを実行する
これからは、ONLYOFFICE Docsのすべてのエディション(Community、Enterprise、Developer)とONLYOFFICE Document Builderは、高いパフォーマンス、エネルギー効率、統合されたセキュリティを提供するARMアーキテクチャのデバイスにインストールすることが可能になります。
ARM版ONLYOFFICE Docsは、別ビルドとして提供され、Dockerイメージ、DEB、RPMパッケージなど、複数のインストールオプションが用意されています。お持ちのデバイスのチップはARMベースなら、ONLYOFFICEをお試しください。こちらからダウンロードできます。
新しいビューアーでPDF、XPS、DjVuファイルを読む
バージョン7.1より、ONLYOFFICE DocsでPDF、XPS、DjVuファイルをより便利に読み込むことができるようになりました。内蔵ビューアは、ユーザー側でファイルを開くようになり、以下のような改良が施されています。
- ページのサムネイルパネル
- ナビゲーションバー(コンテンツ)
- 外部リンクと内部リンクのサポート(リンクを開くにはCTRLボタンを押しながらクリックする)
- カーソル/ハンドモード
クリック数回でPDFファイルをDOCXに変換可能
ONLYOFFICE Docs v7.1では、PDFファイルを保存する際、PDF/Aを除くDOCXやすべての利用可能な形式に変換できます。このオプションは、改良されたPDFビューアと共に、サードパーティアプリケーションを使わずPDFファイルを扱えます。
その他の変換オプションは以下の通りです。
- DjVu → DjVuとPDF
- XPSとOXPS → 利用可能なすべてのフォーマット+オリジナルフォーマット
どこにあるのか:「ファイル」タブ → 「名前を付けて保存」
スプレッドシートエディターの新機能
印刷プレビュー。印刷前に表をプレビューできるようになり、印刷ミスを防いだり、紙の消費量を減らしたりすることができるようになりました。
「表示」タブに新しいオプションを追加。既存のツールやコマンドに加えて、「シートとステータスバーの結合」「ツールバーの常時表示」「インターフェースのテーマ」「フリーズしたペインのシャドウを表示」などの要素が「表示」タブに追加されました。
セルに新しい通貨形式を追加。ONLYOFFICEエディターの新バージョンでは、ISO 4217に準拠した豊富な通貨リストが追加されました。
どこにあるにか:コンテキストメニュー → 「数値の書式」 → 「その他のフォーマット」 → 「通貨」 → 「記号と特殊文字」
数式ヒントを表示。表のセルに数式を入力しはじめると、利用可能な数式のリストが表示されるので、必要な数式をすばやく選択できます。
テキスト修飾子。テキストからデータをインポートする場合、テキスト修飾子、つまりテキストの開始と終了のポイントを区別するために使用される文字を選択できるようになりました。
どこにあるのか:「データ」タブ → 「データを受ける」 → 「TXT/CSVから」 → 必要なファイルを選択 → 「テキスト取り込みウィザード」 → 「詳細」 → 「テキスト修飾子」
プレゼンテーションエディターの更新
アニメーションの追加と編集が可能。アップデートされたプレゼンテーションエディターには、さまざまな種類のアニメーションを付けること、調整できるタブが追加され、スライドをより美しくすることができます。
どこにあるのか:上部ツールバーの「アニメーション」タブ
スライドを複製するオプション。スライドを追加するメニューに、スライドを複製するオプションが追加されました。
どこにあるのか:「ホーム」タブ → 「スライドの追加」 → 「スライドの複製」
コンテキストメニューの「スライドの移動」オプション。 ONLYOFFICE Docs v7.1には、プレゼンテーションの最初と最後にスライドを移動させる機能が搭載されています。スライドを右クリックし、必要なオプションを選択するだけです。
すべてのエディターにおける全般的な改善
ドキュメントとプレゼンテーションの「表示」タブ。ONLYOFFICE Docs v7.1では、ドキュメントやプレゼンテーションの表示を一括で変更する機能を搭載しています。新しく追加された「表示」タブは、従来から上部のツールバーにあり、ファイルの表示方法を変更するために使用するすべてのツールやコマンドを含んでいます。例えば、「ズームオプション」、「インターフェイスのテーマ」、「上部ツールバーを非表示/表示」、「ステータスバー」、「ルーラー」など。
どこにあるのか:上部ツールバー → 「表示」タブ
図形をより便利に扱える。図形の挿入や修正メニューが大幅にリニューアルされました。利用可能なすべてのシェイプのアイコンが表示されるようになりました。さらに、メニューの中に最近使った項目を表示するセクションが新たに設けられました。
どこにあるのか:上部ツールバー → 「挿入」タブ → 「図形」
もう一つの改良点は、マウスカーソルで形状を編集できるようになったことです。新しい図形を追加するか、すでに存在する図形を選択し、必要なポイントをクリックしてカーソルを動かすだけで、ユニークな図形を作成することができます。
どこにあるのか:コンテキストメニュー → 「頂点の編集」
また、図形のグラデーション方向を選択するコンポーネントを変更しました:選択されたグラデーションカラーに応じて画像が生成されるようになりました。
どこにあるのか:右側バーの「図形設定」タブ → 「グラデーション」 → 「方向」
新しいグラフ種類に対応。ONLYOFFICE Docs v7.1では、新しいチャート種類を開くこと、データを視覚化する最適な方法を見つけることができるようになりました。その内容は以下の通りです。
- ピラミッドグラフ
- ピラミッド型横棒グラフ
- 垂直・水平円柱グラフ
- 垂直・水平円円錐グラフ
SmartArtに対応。ONLYOFFICE Docsの新版では、SmartArtオブジェクトを図形群に変換することなく開くことができます。動的な画像であるSmartArtは重要な情報に読者の注意を引いたり、情報を理解しやすくするためにプレゼンテーションでよく使用されます。スライドにこのようなグラフィックオブジェクトが含まれている場合、問題なく開くことができるようになりました。
その他の強化点 ONLYOFFICE Docs v7.1では、上記の新機能の他に、以下の機能が導入されています。
- 新しいインターフェース言語 – ガリシア語とアゼルバイジャン語
- パスワードで保護されたファイルで、パスワードを入力しながら表示する機能
- OFORMファイルでのズームオプション
- ユーザーグループによるコメントのフィルタリング機能
概要を動画で見る
読むのに飽きた?バージョン7.1の最も重要なアップデートをこちらの動画でご覧ください。
ONLYOFFICE Docs v7.1 のダウンロード
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ONLYOFFICEのクラウドソリューションでは、新バージョンの提供はもう少し後になります。
お役立ちリンク
ONLYOFFICE Docs v7.1の全変更履歴をGitHubに公開
ONLYOFFICE Docs (ONLYOFFICE Document Server)のソースコードをGitHubに公開。
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